“農福連携”という言葉を知っていますか?
農福連携。その名の通り、農業×福祉という意味です。
特に「障害者×農業」は今後イノベーションを起こすと、農林水産省でも大注目。
日本で農福連携というと、茨城のごきげんファームさんの名前を最近よく聞きます。
アグリパーク伊勢原では、自社運営している収穫体験用の農場の管理を、
厚木市にあるA型障害者就労支援施設の千手さんと一緒に行っています。
毎週3日、最初は草取りがメインでした。
その後、夏野菜の芽かきや誘引といった難しい作業も、菜園スタッフのもとで勉強してもらいながらやり始め、今では収穫体験用の農場の管理はほぼ千手さんたちにお任せしています。
千手さんたちの声
写真左のHさん。これまで緊張したり、落ち着かなかったりするとよく手が震えてしまうことがあったそうですが、アグリパークでの農作業中は震えがほとんど起きなくなったと言います。
「暑い日は大変ですが、狭い事務所の中での作業よりもよっぱど気持ちがいいです」
写真右のYさんは、自らも畑を借りている農業経験者。
「アグリパークでの作業は、菜園の勉強にもなっておもしろい」と、自ら進んで毎回の勤務に名乗り出てくれています。
水分補給とこまめな休憩を入れても、やはり屋外での農作業は大変。
それでも、「アグリパークでの仕事をしていくなかで体調が良くなっているという声をよく聞く」
と、所長の関口さん(写真左)は言います。
農業と福祉。
人口減少が叫ばれる今後の農業を見据えるなかで、非常に重要な一歩かもしれませんね。
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